巨人が内海哲也の好投で13年ぶり開幕連勝! 東野の好投に｢僕も負けられない｣

【巨人 3ｰ0 ヤクルト北九州市民球場】
巨人は13日､北九州で行われたヤクルト戦に3-0で勝利｡
1998年以来､13年ぶりとなる開幕2連勝を飾った｡

巨人の先発は昨季の開幕投手､内海哲也｡
2年連続の開幕投手を狙っていたが､開幕前の最終調整となった6日の阪神戦(練習試合)で､4回7安打5失点と不安を露呈｡
ライバルの東野峻投手に大役を譲る形となった｡

その東野が前夜､気迫溢れる投球で6回2/3を4安打2失点と好投｡
｢東野が(開幕戦に)勝ったんでその流れに乗った｡凄い刺激になって､僕も負けられないとマウンドに登った｣(スポニチアネックスより)
と悔しさを胸にマウンドへ上がった内海は､140キロ台中盤の直球を主体に打者の胸元を突く強気な投球を披露｡
8回にも142キロを計測するなど球威は最後まで衰えず､110キロ台のチェンジアップも効果的に利用した｡

試合後は､
｢リードがよかったので｡野手もよく守ってくれました｡みんなのおかげです｣(サンケイスポーツより)
と謙虚に語ったが､慣れない地方球場のマウンドで7回2/3を8安打無失点は立派｡
原監督も､
｢スピードもあったし､全てにおいて良かった｣(スポニチアネックスより)
と絶賛した｡

意外にも巨人の開幕連勝は1998年以来､13年ぶり｡
左右のエースが期待通りの投球を見せ､V奪回を誓う巨人は最高のスタートを切った｡

(2011年4月14日)

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