倖田來未は芸能界引退を考えていた！『羊水発言』での苦悩を激白！！

(06/15)

人気女性歌手の倖田來未(こうだくみ＝26)のライブツアー『Koda Kumi Live Tour 2009-TRICK』が､福岡県のマリンメッセ福岡で最終公演を迎えた。

今年の12月にめでたくデビュー10周年を迎える倖田だが､
「(歌手としての)倖田來未としてもうすぐ10歳。お客さんが3，4人のことや､いないこともあったけど､こんなにたくさんの人の前でライブができるようになった。あきらめないでよかった」
と､自身の10年間の歌手活動を振り返った。

同ステージでは､ファンサイトで募集を行ったリクエスト曲や､7月に発売予定のシングルに収録される『走れ！』や､『ECSTASY』など全22曲を披露。

「初めてのお客さんにも楽しんでもらえるようなステージにしたい」といった倖田の意向もあり､9変化する衣装を用意するなど､お客さんを飽きさせない工夫を盛り込んだステージは彼女にとって大成功を収めたと言ってもいいだろう。

またステージの途中では､2008年1月にラジオでの『羊水発言』が問題になったことについても触れ､
「自分の発言からみんなを傷つけることもあった。辞めた方がいいのか､みんなを信じて歩いていっていいのか（迷った）､そういう時期もあった」
と歌手生命を絶つ考えも持っていたことを明らかにしたが､最後には､
「みんなの人生に入り込んで行けるような曲をもっともっと書いていきたい」
と､今後の歌手活動に向けて前向きな姿勢をアピール。最後の曲では涙を流しながら熱唱し､約2ヶ月間のツアーを締めくくった。

ツアーは４月１１日､広島からスタートし､全国１０カ所､合計２０ステージを行い､合計で約１８万人を動員。

新型インフルエンザの影響で延期された５月の神戸公演は､７月１､２日に兵庫県の神戸ワールド記念ホールに振り替えとなることも決定している。

ファイナルとはいえ､振り替えになった二日間も感動のステージを届けてもらいたいものだ。(橋本)