(09/12)
慶大卒のイケメン俳優といえば､言わずもがな､水嶋ヒロ（みずしまひろ=24）。
「花盛りの君たちへ」や「絶対彼氏」で存在感を見せつけ､若い女性を中心に人気がうなぎのぼりに高まっている。
そんな水嶋が､フジテレビ系土曜ドラマ「ROOM OF KING」（10月4日スタート）で初主演を果たす。
水嶋の相棒となるのは､10代から海外映画に数多く出演し､演技力には定評のある鈴木杏（すずきあん=21）。
この異色コンビが､今まで誰も見たことがないような奇想天外なコメディーに挑戦する。
物語の舞台は東京・青山の高級マンション。
青山の花屋でバイトをしているフリーター､森次郎（水嶋ヒロ）はある日突然､謎の不動産屋に声をかけられる。
「あなたは将来成功する人材＝KINGになる人だ」
その言葉を誘い文句に､青山の高級マンション「KING」を破格の値段で貸すというのだ。
「9人とルームシェア」という奇妙な条件ではあったが､森次郎はその破格の値段に飛びつき､引越し。
同じく銀行で働く腰掛けOL､浅田朝子（鈴木杏）も入居の誘いを受け､「オシャレなマンションだったから」という理由で､翌日引っ越すことを決意。
森次郎と朝子らは､性病科の女医や売れっ子スタイリストらとルームシェアするハメになっていく。
実はこのルームシェアには隠された秘密があった。
それは､次々と起こる事件を乗り越え､成功した人だけがマンションの所有権を獲得できるゲームだったのだ……。
そんな中で､「KING」への入居が決まった途端､入居者の身辺に奇妙な出来事が起こりはじめて……！？
なんだか､これだけでも引き付けられてしまいそうだ。
それもそのはず。
キャストの魅力もさることながら､脚本がまるでレベル違い！！
今話題の脚本家､大宮エリー（おおみやえりー=32）が脚本と演出を手掛け､旬な2人を“笑いのキング”に仕立て上げるというのだ。
大宮は､東大卒で電通のCMディレクターを経て独立､映画監督や放送作家も務めるマルチ女性脚本家。
NHKで､謎の覆面レスラーの1分完結ドラマ「エル・ポポラッチがゆく！！」や､会社生活をパロディーにしたバラエティー「サラリーマンNEO」を手掛け､同局のイメージを覆したことでも知られる辣腕の持ち主。
「普段何気なく目にするCMやキャンペーン､トーク番組､果てはコラムなど､とびきり気になる作品の点と線を結んだら大宮エリーさんにたどり着きました。なぜだか気になるものを生み出す大宮さんの作るドラマをぜひ見てみたい！ と思いアプローチしました」と中島久美子プロデューサーが起用の理由を明かした。
また「こんな楽しみ方ができるドラマがあってもいいじゃないか､という意欲作になっていくと信じています」と今回の企画が実現。
次世代を担う役者とクリエーターを起用することもコンセプトのひとつとしている土曜ドラマ枠､まさに話題のドラマとなること間違いない。
当の大宮本人も､この作品を発想したきっかけを話している。
「OL時代､イギリスに彼氏がいたことがあって､会社休んで､会いに行ってたんです。給料全突っ込みで（笑）。そのとき､彼氏が､ルームシェアしていて。その家には､アメリカ人､イギリス人､オーストラリア人､中国人､さまざまな国籍の人が。朝､早起きの中国人カップルがつくったご飯をおすそわけしてもらったり､まさに人間交差点でした」
なるほど､そこにこのドラマの真髄があるような気もする。
「今､人が真っ正面から交わったりする事が少なくなっているけど､人を変えるのはやっぱり人かなって思うんです。何気ない誰かの一言が､すごいきっかけになったり。そんなエッセンスを盛り込んだルームシェアコメディー。勝手に新ジャンル。笑いながら､登場人物達の成長を楽しんでもらえたら､と思います」
この大宮ワールドを実現するには､リアルさの中に笑いを醸し出させる高度な演技力が必要だ。
さて､水嶋と鈴木は大丈夫だろうか？（古田鉄寿）
「花盛りの君たちへ」や「絶対彼氏」で存在感を見せつけ､若い女性を中心に人気がうなぎのぼりに高まっている。
そんな水嶋が､フジテレビ系土曜ドラマ「ROOM OF KING」（10月4日スタート）で初主演を果たす。
水嶋の相棒となるのは､10代から海外映画に数多く出演し､演技力には定評のある鈴木杏（すずきあん=21）。
この異色コンビが､今まで誰も見たことがないような奇想天外なコメディーに挑戦する。
物語の舞台は東京・青山の高級マンション。
青山の花屋でバイトをしているフリーター､森次郎（水嶋ヒロ）はある日突然､謎の不動産屋に声をかけられる。
「あなたは将来成功する人材＝KINGになる人だ」
その言葉を誘い文句に､青山の高級マンション「KING」を破格の値段で貸すというのだ。
「9人とルームシェア」という奇妙な条件ではあったが､森次郎はその破格の値段に飛びつき､引越し。
同じく銀行で働く腰掛けOL､浅田朝子（鈴木杏）も入居の誘いを受け､「オシャレなマンションだったから」という理由で､翌日引っ越すことを決意。
森次郎と朝子らは､性病科の女医や売れっ子スタイリストらとルームシェアするハメになっていく。
実はこのルームシェアには隠された秘密があった。
それは､次々と起こる事件を乗り越え､成功した人だけがマンションの所有権を獲得できるゲームだったのだ……。
そんな中で､「KING」への入居が決まった途端､入居者の身辺に奇妙な出来事が起こりはじめて……！？
なんだか､これだけでも引き付けられてしまいそうだ。
それもそのはず。
キャストの魅力もさることながら､脚本がまるでレベル違い！！
今話題の脚本家､大宮エリー（おおみやえりー=32）が脚本と演出を手掛け､旬な2人を“笑いのキング”に仕立て上げるというのだ。
大宮は､東大卒で電通のCMディレクターを経て独立､映画監督や放送作家も務めるマルチ女性脚本家。
NHKで､謎の覆面レスラーの1分完結ドラマ「エル・ポポラッチがゆく！！」や､会社生活をパロディーにしたバラエティー「サラリーマンNEO」を手掛け､同局のイメージを覆したことでも知られる辣腕の持ち主。
「普段何気なく目にするCMやキャンペーン､トーク番組､果てはコラムなど､とびきり気になる作品の点と線を結んだら大宮エリーさんにたどり着きました。なぜだか気になるものを生み出す大宮さんの作るドラマをぜひ見てみたい！ と思いアプローチしました」と中島久美子プロデューサーが起用の理由を明かした。
また「こんな楽しみ方ができるドラマがあってもいいじゃないか､という意欲作になっていくと信じています」と今回の企画が実現。
次世代を担う役者とクリエーターを起用することもコンセプトのひとつとしている土曜ドラマ枠､まさに話題のドラマとなること間違いない。
当の大宮本人も､この作品を発想したきっかけを話している。
「OL時代､イギリスに彼氏がいたことがあって､会社休んで､会いに行ってたんです。給料全突っ込みで（笑）。そのとき､彼氏が､ルームシェアしていて。その家には､アメリカ人､イギリス人､オーストラリア人､中国人､さまざまな国籍の人が。朝､早起きの中国人カップルがつくったご飯をおすそわけしてもらったり､まさに人間交差点でした」
なるほど､そこにこのドラマの真髄があるような気もする。
「今､人が真っ正面から交わったりする事が少なくなっているけど､人を変えるのはやっぱり人かなって思うんです。何気ない誰かの一言が､すごいきっかけになったり。そんなエッセンスを盛り込んだルームシェアコメディー。勝手に新ジャンル。笑いながら､登場人物達の成長を楽しんでもらえたら､と思います」
この大宮ワールドを実現するには､リアルさの中に笑いを醸し出させる高度な演技力が必要だ。
さて､水嶋と鈴木は大丈夫だろうか？（古田鉄寿）
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