剛力彩芽､水嶋ヒロ復帰作｢黒執事｣に出演! 男装姿に原作者も監督も大興奮!?

(04/05)

女優･剛力彩芽(ごうりきあやめ=20)が､俳優･水嶋ヒロ(みずしまひろ=28)の復帰作として注目を集める映画『黒執事』に出演することが4日､分かった｡

同作は､累計発行部数1400万部を越える､マンガ家･枢やな(とぼそやな=28)の人気コミックの実写映画化｡
剛力が演じるのは､水嶋演じる執事セバスチャン･ミカエリスと契約を交わした主人･幻蜂汐璃(げんぽうしおり)｡
男装して清玄(きよはる)と名乗る､映画のオリジナルキャラクターだ｡

監督の大谷健太郎は剛力を起用した理由を､
｢剛力彩芽さんが男装の姿になった時､私は思わず息をのみました｡
剛力さんに､鋭敏で繊細な『少年』の普遍的美しさを感じて､汐璃役は彼女以外にあり得ないと確信しました｡
剛力さんにとって初の男装役とはいえ､これはハマリ役になると思いました｣
と明かす｡

これについて原作者の枢は､
｢爽やかなイメージのある彼女が『黒執事』に出演して下さるというお話をうかがった時､とても驚きました｡
さらに剛力さんが演じるオリジナルキャラクターは男装の麗人だとか｡
なんという耽美設定!
個人的に非常に萌えます｣
と満足気｡

一方､剛力は初めて男装の少女を演じることについて､
｢とても緊張しています｣
としながらも､
｢原作と内容が違う分､たくさんの意見があるかもしれませんが､実写化することでより人間の感情というモノを出していけたらと思います｣
と意気込みを語った｡

3月に終了した主演ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)は､平均視聴率8.1%という月9史上最低を記録してしまった剛力｡
同作への主演が決まった時は､原作の主人公が長髪なのに対して剛力が短髪なことでファンから批判を浴びていた｡

一般的に､アニメ作品の実写化は原作ファンを満足させるのが難しいと言われる｡
果たして剛力と水嶋はどのように原作の世界を再現し､観る者を満足させるのだろうか｡

映画『黒執事』は2014年春に公開予定｡
2020年のアジアを舞台に､究極の主従関係を結んだ汐璃とセバスチャンが､世界を巻き込む巨大な謎に立ち向かう姿を描く｡(草野)