斎藤佑樹､制球甘くプロ最短の4回KO! 復帰後2連敗で次戦が正念場!?

【日本ハム 3-5 楽天札幌ドーム】
日本ハム･斎藤佑樹投手が11日､本拠地での楽天戦に先発｡
4回6安打4失点(自責点2)で負け投手となり､故障での緊急降板を除いてはプロ入り後最短でのKOとなった｡

脇腹痛から復帰後､2度目の先発登板となった斎藤｡
｢調子自体は決して悪くありませんでした｣(デイリースポーツより)
というが､制球に苦しみ､二回に四球絡みで1点を先制された｡

三回は三者凡退に抑えたものの､1点リードの四回には松井稼に左越え適時二塁打を許すなど3長短打を集められ4失点｡
失策が絡む不運もあったが､打たれた球はいずれも真ん中付近だった｡

プロ入り後最短KOとなった斎藤は試合後､
｢変化球に頼りすぎてしまった｡直球で押せるところはあった｣(日刊スポーツより)
と伏し目がちにコメント｡
プロ初黒星を喫した前回のロッテ戦(6月29日)でも､5回に一挙4点を失っているだけに､
｢ビッグイニングになってしまう部分は､しっかり考えていかないと｣(同)
と課題を口にした｡

これで復帰後は2連敗｡
今季成績も2勝2敗の五分となったが､
｢前半の2勝は運が良くて勝った｡これからは実力でつかみ取らなきゃいけない｣(同)
と必死に前を向いた｡

梨田監督は､
｢次回に合わせて調整してほしい｣(同)
とコメント｡
17日の西武戦(札幌ドーム)でリベンジの機会を与えることを示唆した｡

プロ入り後初めて､大きな壁に直面している斎藤｡
今後の活躍を占う上で､次戦は大きな意味を持ちそうだ｡

(2011年7月12日)

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