阪神･城島健司が4億円プラス出来高で契約更改!! 気になる左ヒザの状態にも言及!!

阪神の城島健司捕手が兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み､現状維持の4億円プラス出来高払いでサイン｡
2009年オフの阪神入団時に4年契約を結んでおり､今季が2年目となる｡

城島は5年ぶりの日本球界復帰となった昨季､12球団で唯一､全試合スタメンマスクをかぶり､打率.303､28本塁打､91打点の好成績をマーク｡
ゴールデングラブ賞に選出され､捕手として史上初となるセ･パ両リーグでの受賞となった｡

しかし､"優勝請負人"として入団したにも関わらず､チームはクライマックスシリーズで敗退｡
個人成績よりも､チームの6年ぶりのリーグ優勝へ､
｢プレーオフという日程は先に控えていますけど､144試合での結果､1位でゴールテープを切りたい｡144試合を無駄にはしたくない｡1番最初にゴールする｣(サンケイスポーツより)
と力強く宣言した｡

威勢のいい言葉が出るのも､昨年11月に手術した左ヒザの状態が順調だからこそ｡
一時は開幕戦出場が絶望視されていたが､
｢今の段階では開幕に間に合うリハビリのプランを順調にこなしている｣(デイリースポーツより)
と表情は明るい｡

左ヒザの完治を目指し､キャンプは2軍スタートが決定｡
ある球団関係者は､
｢キャンプ中はブルペンに入ったり､打撃練習したりするのは無理じゃないか｣(スポーツ報知より)
と話しており､城島自身も､
｢(キャンプ中は)基本はトレーニングルームにこもっている｣(同)
と開幕戦に標準を合わせじっくり調整していくつもりだ｡

しかし､余裕を見せる一方ではポジション争いへの危機感を口にした城島｡
日本を代表する捕手に油断という言葉はなさそうだ｡

(2011年1月19日)

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