川上憲伸､屈辱の”戦力外”で日本復帰!? ソフトバンクが熱視線!!

40人のメジャー登録枠から外され､傘下2A･ミシシッピへの降格が決まったブレーブスの川上憲伸投手｡
チーム側は日本球団を中心にトレード先を探しており､巨人､阪神､ソフトバンク､日本ハム､の4球団が争奪戦に参戦するとみられている｡

中でも獲得に熱心なのがソフトバンク｡
この日､北九州市民球場で行われた野球イベントに参加したソフトバンクの王貞治会長は､
｢検討するに値する｡今年も､CSを決められなかった｡何とかして補強で､というのが今オフの球団の考えだから｣(ニッカンスポーツより)
と前向きな姿勢を示した｡

今季､リーグ制覇しながら日本シリーズ進出を逃したソフトバンクは右の先発投手が不足｡
先発左腕は17勝で最多勝を獲得した和田､16勝の杉内など充実しており47勝を挙げたが､先発右腕はわずか11勝だった｡
ドラフトでは即戦力右腕として早大･斎藤を1位指名したがクジで外し､問題はいまだ解決されていない｡

川上は今季､開幕から9連敗するなど18試合に登板し1勝10敗に終わったが､中日時代に112勝を挙げた実績は抜群｡
王会長は､
｢右投手を何とか育てたい｡このままではバランスが悪い｣(同)
と育成に力を入れることを明らかにしており､川上は伸び悩む若手にとって絶好のお手本となることは間違いないだろう｡

契約最終年を残して､事実上"戦力外"を通告された川上｡
本人は来季もメジャーでのプレーを希望しているというが､来季に向けた大補強を宣言しているソフトバンクの動向に注目だ｡

(2010年11月15日)

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