龍馬伝
[第1話]
明治15年=1882年。01/03放送
郵便汽船三菱社長・岩崎弥太郎(香川照之)のもとに、故郷の高知から記者が訪ねてきた。
記者は弥太郎に、坂本龍馬という男のことを聞きたいという。
彼がいなければ、弥太郎が三菱を作ることもなかったと聞いたというのだ。
それを聞いた弥太郎はあんな腹の立つ男はいないと言いつつも、語り始める──。
天保14年=1843年。
高知城下で暮らす龍馬(濱田龍臣)は学問も剣術も苦手で泣き虫な子どもだった。
ある日、彼は道ばたで漢籍をすらすらと朗読する弥太郎(渡邉甚平)と出会う。
弥太郎は鳥かごを売り歩く地下浪人の息子だった。
龍馬もやはり同じくくらいの低い郷士の息子で、上士から差別を受けていた。
そんな中、龍馬はふとしたことから上士の少年を怒らせ、無礼討ちされそうになる。
だが、母の幸(草刈民代)が自分を斬ってくれとまで言って謝り、ことなきを得た。
病弱だった幸はその場で倒れ込み、まもなく息を引き取ってしまう。
それから9年、嘉永5年=1852年。
龍馬(福山雅治)は剣術の腕を上げていた。
彼は幼なじみの祝言の帰り道、酔いつぶれた武市半平太(大森南朋)を運んでいると、上士たちとすれ違う。
彼らにさげすまれた龍馬だが、言われるがままに道をよけた。
翌日、それを聞いた弥太郎に罵倒される龍馬だったが、仕方ないと笑うばかり。
やがて、才覚を買われて塾頭になった弥太郎だったが、恩師を亡くした上、その座を上士に奪われた。
それが理由で酔った弥太郎は上士ともめ事を起こしてしまう。
龍馬は代わりに謝り、その場を何とかするが、弥太郎はそれが気に入らない。
だが、龍馬はかつて母親もこうして自分を助けてくれたと言う。
そして、いつか上士も下士もない世の中がやってくるはずだと説いた。
龍馬は桂浜に立ち、海を見つめていた。
そこにやってきた姉の乙女(寺島しのぶ)に龍馬は土佐など小さいものだと語る。
その頃、日本にはペリーの乗った黒船が近づいていた──。
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第1話
土佐藩の町人郷士・坂本家の次男として誕生。
龍馬は自由で合理的な町人気質にふれながら育ったため、自由なところが多い。
土佐藩を飛び出し、勝海舟のもとで航海術を習得、海援隊を組織する。
薩摩藩と長州藩という対立していた二藩の間を調停し、薩長同盟を締結させた。
土佐藩の地下浪人。
貧しい暮らしに耐えて学問に励んだ努力の人。
吉田東洋に見出され、出世を遂げた。
龍馬の海援隊の活動を金銭面で支えた人物。
龍馬が死んだ後は、巨大商社を一代で築き上げた。
龍馬に対し常にライバル意識をもっていた。
土佐藩の白札。
龍馬の幼なじみで、文武両方に優れていた。
土佐勤王党を結成し、吉田東洋の暗殺を企て、一時は土佐藩だけでなく朝廷をも動かす力を握っていた。
しかし公武合体派が朝廷を牛耳るとみるみるうちに失脚し、切腹を命じられてしまう。
性格は生真面目で、融通の利かないところが多少ある。
土佐藩郷士・平井収二郎の妹で、龍馬の幼なじみ。
加尾は龍馬に思いを寄せる。
しかし、龍馬と加尾が近づくことを警戒した兄によって二人の間は引き裂かれてしまう。
京都の医者の娘で、龍馬の妻。
父を失い、母と妹2人と弟2人を抱えるという過酷な時期を過ごしてきた。
寺田屋で襲われた龍馬を助けた。
長崎から下関へと移り住み、日本中を駆けめぐる龍馬を陰ながら支え続けた。
坂本家の三女で、龍馬の姉。
龍馬は12歳で母を亡くしているので、3歳年上の乙女が母親代わりだった。
いつも龍馬のことを気にかけ、泣き虫だった龍馬を強い男に鍛えあげた。
龍馬にとっては最愛、最大の理解者であった。
江戸の名門・千葉道場の娘。
千葉道場を代表する剣術の腕をもっている。
負けん気が強い。
江戸に剣術修業に来た龍馬と出会い、真摯に剣に向かう龍馬の姿にだんだんと惹かれていく。
JASRAC許諾番号
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